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Axionニュースレター - Issue #10

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【Weekly Analysis】Ethereumのなかで最も価値が高い機能はトークンの生成です。現実的なビジネスの現場への応用を加味した場合でも、トークンをサードパーティに依存せずに作れることはとても
 

Axionニュースレター

February 20 · Issue #12 · View online
暗号通貨、AI、デジタルマーケティング。コネクティッド経済の変化に関する情報を、デジタルアナリスト吉田拓史がキュレートします。毎週月曜が【Weekly Analysis】でコネクティッド経済のクイック分析。毎週水曜は【デジマ観測】でデジタルマーケティングのクイック分析です。

【Weekly Analysis】Ethereumのなかで最も価値が高い機能はトークンの生成です。現実的なビジネスの現場への応用を加味した場合でも、トークンをサードパーティに依存せずに作れることはとても価値が高いでしょう。有価証券を発行し株式市場に上場するコストは余り安価だとは言えません。他方、トークンはアプリケーション上の機能とともに、ある意味株式のような役割を兼ねることができますし、その発行はEthereumのERC-20の仕組みに則って作成することで、独自のブロックチェーンを作る必要がなくなります。
現状すでにライブラリがあるので仕様をツメなければ、手数料のETHを負担する(余り高額ではありません)ことで簡単にトークンを発行することができます。現状は一部の技術者がこれに驚き、その可能性を探索していますが、これはビジネスの観点からも素晴らしいことだと思います。
多くのブロックチェーンは「車輪の再発明」をしています。ビットコインにもEthereumにも無数のクローンがあります。一部のクローンは有用なのですが、大半は余り存在意義がありません。いまは市場に潤沢な資金が供給され、バリュエーションの手段が確立していないので、このような必要のないコインにも高い時価総額を叩き出す機会があります。
しかし、ERC20の枠組みを利用すれば、新規ビジネス参画者は必要のないブロックチェーンを加えなくていいのです。
昨年夏にJoseph PoonとVitalik Buterinが発表した”Plasma”はEthereumのスケーラビリティ問題の解決策だけではなく「次のエコシステム」の提案になっています。Plasmaは開発中ですが、仮にこれがデプロイされると、EthereumのETHとERCトークンを利用する便益が増えていくので、外部に対してネットワーク効果を発揮するのではないかと推測しています。トークンは新しい経済を生み出す可能性があります。現行の経済が利用するあらゆる証券、証明書等よりも簡易で優れています。少し格好良さにかけるかもしれませんが、Ethereumのキラーアプリケーションはトークンとトークンが生み出す経済圏かもしれません。
※先週はメルマガの送付を休んでしまいました。本メルマガに関しても月曜発行の予定が後ろにずれ込みました。誠に失礼いたしました。

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