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数字が出やすいSNSなどに逃げないほうがいい

数字が出やすいSNSなどに逃げないほうがいい
By アル開発室(Revue別館) • Issue #1 • View online
(3214文字 / 約6分で読めます) #人生攻略
おはようございます!
今日は「数字が出やすいところに逃げたくなる気持ちはグッと抑えるぞ」的な話をしたいと思います。
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数字が出やすいところに逃げる
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相変わらず僕の周りではClubhouseがものすごい盛り上がっているのですが・・・。
見てみると、ずっと配信していたり、ずっと見てたりする人が結構いるんですね。
それを見て、起業家だったりモノを作る側の人が、ここでのフォロアー数稼ぎや、認知獲得、有名人と知り合うのに一生懸命時間を使っているのはちょっと危険だな・・・思ったんです。
もちろん、ういう新規サービスがでたときに夢中になったり、自分でガンガンとやってみたり、どうすればフォロアー数が伸びるのか実験してみる、というのは結構大事です。僕もちょっとやりました。
たとえば、ベンチャーキャピタルの人とかが、投資先を見つけるのに使ったりするのはありだな、と思いましたし、自分の仕事の発信を積極的にすることで、ユーザー獲得をするのもありです。
実際、アル開発室の事を話したら、その日はぐっと伸びたりしました。
ただ、「本業で成果がでないときに、成果が出しやすいところに逃げてしまう」ということでやってしまっていたら、まずいなと思っています。
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本業の成果がでないときにあるあるなこと
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起業をしていたり、何か自分でプロジェクトをやっていたりすると、本業で成果が出るのってなかなか難しかったりします。
そういう時に、数字がでやすいものに逃げたくなったりするんですよね。たとえば、経営者でトライアスロンとかゴルフにハマる人が多いのは、あれってやればやるほど、ちゃんと成果が数字になって現れたりするから、という面はあると思っています。
しかも「身体が資本だからね、健康のためにガッツリ運動しないと」「トライアスロンは、お金持ちとか、有名経営者がよくやっているから人脈作りに役に立つんだよ」みたいな言い訳もできるので、罪悪感もなく実行できたりします。
SNSもまさにそうで、SNSのフォロアー集めって本業よりもはるかに楽なことが多いんです。
たとえば、今、弊社がやっている「00:00 Studio」で、クリエーターを3000人集めるのは長い時間サービスを作って、毎日のように大量の改善をして、一生懸命宣伝をして、やっと1ヶ月で集められる、みたいな感じでして、、大変です。
しかし、Clubhouseだと、ちょっとやるだけで、僕はもう4万人フォロワーがいます。とても簡単。
さらに盛り上がっているRoomにいくと、芸能人とか有名人とかが話してて、なんならそこに呼ばれて、会話もできちゃうわけです。そういうのを繰り返すと、またフォロワー数がぐんぐん伸びるわけです。
なんか物事がすすんでいるような錯覚になってしまうんですね。
マコなり社長という有名なYouTuberの人がいてその人が成功したから、経営者でもYouTubeをはじめてがんばる人とかが多くなったんですが、YouTubeも同じです。あれも、やればやるほど、ちゃんと伸びたりするんです。
ただ、それが本当にビジネスに役に立ってるか?というシビアな目線が絶対に必要だと思っています。社長の認知度があがればお客さん連れてこれるでしょ、というのは一定はそうだと思うんですが、だいたいのケースで初期のブーストくらいにしか使えません。
自社事業としてYouTubeやClubhouseなどをやるならともかく、個人でやってしまうと、効果が高いか?などの計測が疎かになるので、なんとかくやってしまったりします。
だらだら書いちゃったんで、ここまでの話をいったんまとめると
  • 本業というのは、とにかく成果がでるまで時間がかかる
  • そこでSNSやトライアスロン、筋トレなど、成果がでやすいものに逃げてしまうがち
ということです。
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成果がすぐでない本業から逃げない
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で、自分ですごい気をつけよう、、と思ったのは、やはり成果がでない本業から逃げないことです。
本業は数字が伸びないので、伸びやすい何かに逃げたくなる気持ちはものすごくわかるのです。そして「今それをやったほうがいい理由」も、一見ロジカルに説明できてしまいます。
しかし、それをやるより、本業のサービスをよくすることとかに注力していかないと、結局なにも残りません。なので、死ぬほど当たり前ですが、自分の持ち場でがんばるしかないわけです。
たとえばインフルエンサーの人、たとえば、幻冬舎の箕輪さんという人がいますが、SNSでよく見かけてフォロアー数も多い有名人です。そして、これまたClubhouseでやったらフォロアー数はぐっと増えているわけです。
でも彼が最近作った「サウナランド」という雑誌では、おいてくれる本屋もほとんどなく、Amazonもなかなか自費出版のものは出しづらいらしく、苦労していそうです。Clubhouseとかの楽さに比べたら、めちゃくちゃ大変です。
サウナランド
フォロアー数は数万件すぐにいってしまうし、そこで芸能人と馴れ合っているほうが、はるかに、自分がすごいと思えると思うんですが、そこに逃げてしまうと、あとはすり減っていくだけです。なので、大変でも、数字が伸びなくても、歯を食いしばって本業をやるしかないんですね。
たとえば、僕も、Clubhouseとかに入り浸るとおそらく
  • フォロアー数がガンガン伸びる(10万とか目指せる
  • Clubhouseの盛りあがりについて取材とかがたくさんくる
  • Clubhouse内有名人としてポジションがとれる
  • Clubhouse有名人として、いろいろな人と仲良くなれる
みたいなことがすぐできると思うんです。一見、すごい仕事にも役立ちそうじゃん!と思ってしまうんですが、じゃあそれで「00:00 Studioとかアルが伸びたか?」となると、まあ、底まででもないと思うんです。
それは本業が評価されているわけじゃないからです。出面が増えるだけで、本質的な数字にはそこまでインパクトがない。
Clubhouseについてテレビでしゃべってくれ、となって、話して、そこで自社の宣伝をする、というのも全然できたと思うんですけど、お客さんが聞きたいのはClubhouseについてであって、自社サービスじゃない、みたいなことになります。
というので、本当に気をつけないと・・・と思っています。
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というわけで
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よく陥りがちな罠について書いてみました。
Clubhouseでいくらフォロアー数を稼いでいても、それはClubhouseのポイントであって、自分はそこで働く小作農みたいな感じになっちゃうんですね。
YouTubeも究極そうで、テレビタレントとかがすごくがんばってチャンネル登録者数100万人突破!となっても、それってYouTubeの肥やしになっているというか・・・。YouTubeのために一生懸命働かせてもらっている感じになってしまいます。
00:00 Studioでやりたかった一つの形は「本業が加速してうまくいく形の配信サービス」なんですね。マンガ家だったら、漫画を描くことがよりうまくいき、よりお金になり、よりファンが増える、みたいな感じです。
使ってくれる人が養分とならないようなプラットフォームを目指しつつ、経営者としては、自分が養分にならないように、数字がでやすい他のプラットフォームとかにハマ利すぎないようにしないとな・・・と思っているこの頃です。
それではまた!

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アル開発室(Revue別館)

クリエーターの作業中のライブ配信サービス『00:00 Studio』(https://t.co/zFCVSOGimY) を作っている会社の社長です。がっつりとした文章はこちらから→https://t.co/pQ1rEs9fB5

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